使われていた映画「ティファニーで朝食を」
トルーマン・カポーティ原作、オードリー・ヘップバーン主演の1961年の映画です。
オードリー演じるホリーは、田舎出身ですが、ニューヨークでお金持ちと遊びながら貢いでもらうカフェ・ソサエティ・ガールをしています。そしていつか玉の輿に乗ろうと目論んでいます。
そのホリーのアパートに越してきた作家のポールと意気投合し、親交を深めますが、そこへホリーの夫と名乗る人物が現れ・・・。
「いつかティファニーで朝食を食べられるような御身分になること」というお金持ちと結婚する事だけが生き甲斐だったホリーが、愛に目覚めるストーリーです。
Moon Riverが使われていたシーン
煌びやかな衣装を脱ぎ、化粧を落とし、すっぴんの美しいホリーがアパートの窓辺でギターを弾きながら口ずさむのがこの曲です。
ムーンリバー とても広い川
堂々と渡ってみせる いつの日か夢をくれたり 心を傷つけたり
あなたが行く所どこへでも
私はついていく2人の流れ者が 世界へ旅立つ
まだ見ぬ世界が広がる私達は目指す 同じ虹の終わりを
待ち合わせましょう あの曲がり角で
私の大切な友達
ムーンリバーと私
自由奔放ないわゆる遊び人のホリーが、純粋な少女の内面を見せるこのワンシーン。作曲家のヘンリー・マンシーニ渾身の一曲!
この映画はオープニングシーンも秀逸ですが、このオードリーの歌うシーンは映画史の中でも上位の名シーンだと思っています。
男性を振り回す、無茶苦茶な女性なのに、オードリーが演じると、そこはかとない気品が・・・。
素晴らしい女優ですよね。
ちなみに、2018年にこのMoon Riverを使ったティファニーのCMがエル・ファニングをミューズとして公開されています。こちらも本当に素敵なのでぜひご覧ください!
また、カポーティの原作小説も素晴らしいのでぜひ読んでみてください!
ティファニーで朝食を (字幕版)(Amazonプライムビデオ)
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