デューン砂の惑星ってどんなお話?
1965年に出版されたフランク・ハーバートの小説『デューン砂の惑星』。
時は紀元102世期。
美しい海のある惑星カラダンを治めるアトレイデス家は、皇帝の命を受け砂漠の星アラキス(デューン)の統治へと向かう。
アラキスは、宇宙で最も価値のあるスパイスである『メランジ』が唯一取れる星でもあり、元々この星を治めていたハルコンネン家は、アトレイデス家に敵対心を燃やし襲撃を企てる。
そんな中、アトレイデス家の一人息子ポールは、母親譲りの特殊能力があり、砂漠の民フレメンたちの救世主として祭り上げられることになる。
果たして、アトレイデス家の行く末とポールの未来、デューンの民フレメンたちの解放は実現するのか!
とざっくりとしたストーリーはこんな感じです。
パート1の感想
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『デューン砂の惑星パート1』は、アトレイデス家の長男、運命の子ポール(ティモシー・シャラメ)に焦点を当て、ポールが砂漠の民フレメン達と合流し、さあ、これから覚醒していくよ!というところで終わっています。
とにかくシャラメが美しい!
監督が「シャラメ美しすぎん?全人類を代表して、この美しい生き物をカメラに納めとくね!」と言ったかどうかは定かではありませんが笑
それほどに、執拗に、シャラメが出ずっぱりです。
そしてポールの母ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)がこれまた美しい!
とにかく「圧倒的な美」それがドゥニ版デューンの特徴ではないでしょうか?
ストーリーは専門用語も多いので???というところも多いのですが、そのためにも小説やデヴィッド・リンチ版で予習しておくのもおすすめです。
デヴィッド・リンチ版『デューン砂の惑星』感想
ドゥニ版は美術的に最高だったのですが、いまいちストーリーが入ってこないこともあったので、1984年公開のデヴィッド・リンチ版、見てみました!
リンチというだっけあって・・・グロい!笑
曲もブライアン・イーノやTOTOが担当していたり、スティングがキャスティングされていたりとロックSFとでもいうかのような仕上がりです。
貴重スパイス、メランジによって異常な姿になった愚かなハルコンネン家やスペースギルドに焦点を置いています。
リンチにしては駄作と言われてはいますが、この大作の小説を2時間で納めるには無理があるとしか言えません。
確かにいまいちではありますが、ドゥニ版デューンにも継承された美術・衣装デザインは良かったです。
ストーリーもドゥニ版ではなかった説明が加えられていて、なるほど、そーいうことだったのね、と補足になります。
しかしとにかくハルコンネン家がグロい!耐えられる方はぜひみてみてください。
パート2に向けて
パート2は2024年の3月公開予定です!
ここからはポールがフレメンとともに修行したり富国強兵していく展開で、新たな能力や、ニューヴィランも登場!ゼンデイヤ演じるチャニとポールの恋の行方も気になって、盛り上がること間違いなし!
キャストにも、レア・セドゥやオースティン・バトラー、フローレンス・ピュー、クリストファー・ウォーケンが増え楽しみすぎます!
キャスティング、おしゃれすぎんか?
また続報が入ったらお知らせしますね!
ちなみに、『デューン砂の惑星 パート1』はアマゾンプライムで視聴可能です!
DUNE/デューン 砂の惑星(字幕版)(Amazonプライムビデオ)
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