どんなゲーム?
フランク・ハーバートの有名なSF小説『デューン砂の惑星』の世界を落とし込んだボードゲームで、2021年に公開されたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の映画のイメージのアートワークとなっています。
『デューン砂の惑星:インペリウム』
1〜4人
60〜120分
13歳以上
ゲームデザイナーは『クランク!』などで人気のポール・デネン。
映画の人気と相まって、何度も再販されている人気ボードゲームで、2020年のフランス年間ゲーム大賞エキスパート部門受賞や、ボードゲームギークのカード部門大賞も受賞している実力派ボードゲームです。
ルールをザクっと
「スパイスを制するものは宇宙を制す!」というデューンの世界観のもと、プレイヤーは公家(ハウス)の指揮官の1人となって、スパイスを収穫し、紛争や政治的影響力を行使して自分が有利になるように動き、主要4派閥と同盟を結び力を手に入れていきます。
ゲームシステムはデッキ構築とワーカープレイスメントで、自分の山札10枚のうち5枚めくって手札としスタート。ワーカーは2体で、ゲーム中1体増やせるようになっています。
赤いのが代行者コマ、黒いのはメンタートコマ、オレンジがスパイス、ブルーが水、グレーがソラリ(お金)
カードをプレイしてワーカーを配置し、残りのカードでより強いカードを手に入れて、デッキ構築をしていきます。
その後、そのターンで戦地に送った戦士で紛争が起こり、勝利すれば報酬があります。
先に勝利点10点を取るか、紛争の山札がなくなったらゲーム終了です。
遊んでみて
最初はワーカーが2体という事もあり、なかなか何をしていいのかわからなかったのですが、徐々にデッキが強くなり、ワーカーも増え、面白くなってきます!
そしてなんと言っても、『デューン』の世界観がよく落とし込まれていて萌えます!
例えばポールを指揮官に選ぶと、その効果は「いつでも自分の山の一番上を確認できる」なのですが、映画でもポールは予知夢を見たりするので、よく合っている効果だなーって思いました!
チャニもいます!
さらに、映画で見たキャラクターや名称がたくさん出てきて、ゲームをしていても盛り上がります。
ハルコンネンは大物なので、使いこなすのが難しいらしい・・・
ハワトーーー!
カードのイラストもカッコいい!
実際『デューン』を知らなくても、ゲームのシステム自体面白いので楽しめると思いますが、世界観をあらかじめ知っておいた方が数倍楽しめます!
おすすめは小説ですが、見やすいという点と、アートワークが一緒で楽しめるのはドゥニ版の映画『デューン』をオススメします!
来年パート2が公開予定なのでそちらも楽しみになると思います。
私はまだ未プレイなのですが、拡張も発売されて人気の高さが伺えます。
デューン砂の惑星インペリウム拡張
イックスの新興
もし機会がありましたらぜひ遊んでみてくださいね!
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