今すぐ役立つイラレのTips(その2)

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イラストレーター ひなぎくのほぼ日記

筆者は、現在、Adobeの「アドビことはじめクリエイティブカレッジ」で「Illustratorコース」を受講中です。

そこで学んだ中から、イラレを使う際にすぐに役立つTipsをご紹介いたします。
なお、本稿では、 Adobe Illustrator デスクトップ版の2023 年 12 月リリースのバージョン 28.1
で確認しました。

イラレとは
Adobe Illustrator(アドビ・イラストレーター)を指します。
テキストや画像を組み合わせたレイアウトの作成、デザイン、また、線や図形を組み合わせたイラスト作成に最適なツールです。グラフィックソフトの中では「ベクトル系ソフト」に分類されます。(Adobeのクリエイティブカレッジテキストより)

「アドビことはじめ クリエイティブカレッジ」とは

「アドビことはじめ クリエイティブカレッジ」は、これからデザインや動画編集をはじめたい!という初⼼者の⽅を対象とした短期完結型のオンライン講座です。Illustrator、Photoshop、Premiere Proの3コースをご⽤意。毎週2回、約10週間の講座の中で、基礎から応⽤までをぎゅっと凝縮して学ぶことができます。
(アドビことはじめ クリエイティブカレッジのウェブサイトより)

効果

効果」メニューを使うとさまざまな表現ができるだけではなく、「アピアランス」パネルと組み合わせることで再編集も簡単です。

今回は、「ドロップシャドウ」、「パスの変形(ジグザグ)」、「フチ文字」についてご紹介いたします。

ドロップシャドウ(影)

「効果」メニューの「ドロップシャドウ」を使用すると、簡単にを設定することができます。

 ツールパネルの「選択」ツールでオブジェクトを選択し、「効果」メニュー→「スタイライズ」→ 「ドロップシャドウ」を選びます。
「X軸オフセット」は横方向、「Y軸オフセット」は縦方向にずらせます。

数値で、「ぼかし」はシャドウのフチのぼかし幅、「カラー」で影の色も設定することができます。 設定は「fx」アイコン付きでアピアランスパネルに収納され、クリックで再編集、表示/非表示の切 り替えができます。

パスの変形(ジグザグ)

「効果」メニューの「パスの変形」を使用すれば、簡単にオブジェクトの変形ができます。

 ツールバーの「選択」ツールで直線を選択し、「効果」メニュー→「パスの変形」→「ジグザグ」を 選びます。ジグザグの大きさや折り返しの数、ポイント(滑らかに/直線的に)の設定ができます。

フチ文字

Illustratorでは文字オブジェクトに対して、オブジェクト同様に「塗り」や「線」のカラー設定を行うことができますが、基本的に文字に対してのカラー設定は「塗り」のみに設定し、「線」は「なし」にします。Illustratorの標準設定では「線」が上の階層、「塗り」が下の階層となるため、線の幅を大きくすることで塗りが隠されてしまうからです。

アピアランスで設定すれば「塗り」と「線」の重ね順が変更できますので「塗り」が「線」に隠れることがなくなり、設定は「効果」メニューと同様に「アピアランス」パネルで管理されますので再修正も簡単です。

(参考)Adobeのクリエイティブカレッジテキスト

今回は、いかかでしたでしょうか。イラレは本当に奥が深いグラフィックソフトです。
これからも学んでいって、少しでも表現力の向上に役立てられたらと思います。

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