私生活が落ち着いて1、2か月ほどまとまった時間を取れそうなので、新しく資格を取ってみようと思います。
今回筆者が挑戦するのはFP3級。YouTubeやInstagramの「とっておいた方が良い資格〇選」などで必ず紹介されている有名な資格ですよね。今回は筆者が受けるFPとはどのような資格なのか、どのように勉強していくのかについて、現在筆者が必死に読んでいる教科書「イチから身につくFP3級合格のトリセツ 速習テキスト(東京リーガルマインド)」を参考に概要をまとめていきたいと思います!
FPとは
FPとは「ファイナンシャルプランナー」の略で、簡単にいうとお金の専門家のことです。依頼主が人生の夢や希望をかなえ、理想の生き方をするために一番大切なお金の面からアドバイスする人を指します。FPの資格を取得することで自身のキャリアに役立てることが出来たり自分の人生に直接役立てることが出来ます。さらにFPの勉強範囲はとても広いため、税理士や簿記、宅地建物取引士資格試験などの他の資格取得の入り口にもなりやすいというメリットもあります。
そして、資格としては、「ファイナンシャル・プランニング技能士」となります。これは、ファイナンシャル・プランニング技能検定を受検し、合格した方が称することができる国家資格です。
1級、2級、3級の3つの等級があります。
具体的なFP資格取得のメリット
- 会社に就職する際に有利になる
- 社内での信用度が増す
- 仕事の範囲が広くなる
- 経済や保険の知識が身につく
- 税金について詳しくなれる
- 人生設計がしやすくなる
- 相続の際に役立つ
このほかにもたくさんのメリットがあります。FP資格取得のために学んだことは仕事に役立つことはもちろん、自身や家族、大切な人にとっても助けになる一生モノの知識なのです。
FP資格の仕組み
2つの実施団体
FP資格の試験は2つの機関が実施しています。「一般社団法人 金融財政事情研究会」と「日本FP協会」です。両機関とも共通でFP3級~1級が取得でき、加えて日本FP協会ではAFPとCFPという資格が取得できます。今回筆者は「一般社団法人 金融財政事情研究会」の方で資格取得を目指そうと思います。
FP3級
正式には、「3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級)」となります。
今回筆者が受ける資格です。3級はFPの登竜門的な資格。受験資格は特にないので誰でも受験することができます。生活に直結するお金の知識が身に付き、3級に合格することで2級の受験資格を得ることが出来ます。
試験日程について
FP3級の試験は毎年1・5・9月に年3回実施されてきました。
日本FP協会は、これまで年3回の一斉方式のペーパー試験にて実施していた「3級FP技能検定」の学科試験及び実技試験とも、2024年4月より全国で随時受検ができるCBT(Computer Based Testing)試験へ完全移行します。(日本FP協会のウェブサイトより)
金融財政事情研究会は、2023年11月1日からCBT方式で受検可能となっております。
ただし、激変緩和措置として、2024年5月は、例年通り紙試験が行われるとのことですが、それ以降はCBT方式に統一される予定です。(金融財政事情研究会のウェブサイトより)
筆者は、CBT方式で受検する予定です。CBT方式とはコンピュータ上で実施される試験のことで問題表示も解答入力も採点作業もすべてコンピュータ上で行われるため試験日の制約がない試験方式です。FPのCBT試験で注意しておかないといけない点は、その場で合格発表がされないこと。合格発表は約1ヶ月後になるそうなので注意が必要です。しかしながら採点結果は試験後すぐに確認することが可能なため、合格基準を確認して合否を知ることは可能です。
試験科目と出題形式
FP3級の試験には学科試験と実技試験が存在します。両方の試験に合格しないと資格取得が認められないので注意が必要です。またCBT試験では2つの試験を別日に試験をすることも可能です。
学科試験・・・学科試験は2つの実施団体とも共通で〇✖式30問、3択式30問の計60問です。合格基準は6割で60点満点中36点以上正解で合格となります。
実技試験・・・実技試験は2つの実施団体で試験内容が異なるため注意が必要です。金財は事例問題5題(15問)、FP協会は三択式20問となっており、どちらも合格基準は6割以上です。
今回はFP3級についての概要をまとめてみました。次回からは筆者がFP3級の勉強をしていく中で大切だと思ったポイントや間違えた問題などを紹介していこうと思います。
みなさんも一緒にFP3級に挑戦しませんか。
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