どんなおはなし?
バイオリニストの真紀は、ある日カラオケボックスで偶然三人の奏者と出会い、カルテットを組むことになる。
財閥別府グループの一員のバイオリニストと、チャラそうなビオラ奏者、天然チェリストとともに、真紀は軽井沢の別荘で暮らし新たな居場所を見出す。
しかし4人にはそれぞれ秘密があったのだった・・・・
坂本裕二さんのオリジナル脚本!
個性的な俳優と、絶妙なエッセンスのサスペンス要素を盛り込んだコメディで素晴らしい脚本を書かれたのは「花束みたいな恋をした」の坂本裕二さん。
松たか子さんのブラックコメディエンヌとしての素質を見抜いたプロデューサーが、松たか子さん主演で坂本裕二さんのオリジナル脚本で作品を作りたいと企画したそうで、本当に素晴らしい出来栄えのドラマでした。
坂本裕二さんの客品て、雑学の宝庫で本当にイイ味付けがされているんですよね。このドラマでも数々の雑学と、自作の名言が飛び出して最高でした。
キャスティングについて
松たか子さんが素晴らしいのはもちろん、満島ひかり、松田龍平、高橋一生、もたいまさこ、クドカン、吉岡里帆などなど・・・
それぞれが抜群の演技で毎回見応えたっぷりでした。
終盤でも「えーーー!」という展開があって、最後まで驚いたり、感動したり・・・
特に松たか子演じる真紀と、満島ひかり演じるすずめとの絆は泣いてしまいます><
ラストもショーシャンクのような清々しさがありました。
大人は秘密を持つ
エンディングソングは椎名林檎作曲の「大人の掟」という曲で、主演の4人が歌唱を担当しています(うまい)。
大人のビタースウィートな嘘や掟を歌詞にのせた雰囲気たっぷりの名曲で、ドラマにとてもあっていました。
大人になるにつれて誰もが嘘を背負っていると思います。
それぞれの嘘や過去も許容して包み込んでくれる「居場所」。
そんな「居場所」が、とてもキラキラして見えたドラマでした。
Amazon Prime で配信中ですのでお見逃しなく!
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