名古屋が舞台!吉本ばなな原作の映画『デッドエンドの思い出』

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ひなぎくのほぼ日記

どんなおはなし?

韓国人のユミは、遠距離恋愛の恋人に会いに名古屋にやってくる。

しかし、アパートを訪ねると知らない女性が出てきて、恋人からは別れを告げられたのだった。落ち込んだユミは名古屋の街を彷徨ううち、袋小路にあるカフェ兼ゲストハウスエンドポイントに行き着き、そこで滞在することを決めた。

最初は動く気力もなかったユミだが、オーナーの西山や常連客たちと過ごすうち、心も癒やされるのだった・・・。

原作は吉本ばなな先生の小説

吉本ばなな先生自身が最高傑作と語ったご自身の小説『デッドエンドの思い出』。全然知らなくて本当に失礼しました!早速本を探して読んでみようと思います。

まず、タイトルが本当に素敵ですよね。

この映画を見始めたのも、何も予備知識がなく、単にタイトルに惹かれたからでした。

みなさんも原作をぜひチェックしてみてください。

名古屋が舞台

私の地元、愛知県の名古屋市で撮影された映画とのことで、知った場所がたくさん出てくるのですが、監督が韓国の方というのもあってか、知っている場所なのに、外国のように素敵な景色に映っていて、こんな素敵な場所あったっけ???と見惚れてしまいます。

舞台となるカフェエンドポイント。

 橋もオシャレに感じる・・・・

ソフィア・コッポラ監督の「ロスト・イン・トランスレーション」でも感じましたが、外国人の方が撮影される日本の風景は視点が違っていて美しく感じます。

出演者について

主役のユミには、少女時代スヨンが女優としてデビューしています!

スヨンは日本語がとても得意なそうで、この日韓合同の映画の企画を聞いたときにオーディションを受けるしかない!!と燃えたそう。

本当に、スタイルも良くて松嶋菜々子と二階堂ふみを足したような可愛らしいお顔立ちでした。お洋服も可愛かったです!

そして、人生のターニングポイントとなる西山を演じたのは BOYS AND MEN田中俊介。知らなかったのですが、「田中俊介映画祭」なるものも企画されているので映画がお好きなんでしょうね。

人生の袋小路に来て悟ること

辛い経験をしたユミに、過去に辛い経験を持つ西山が「僕らより不幸な経験をしている人はたくさんいる。僕らはまだ幸せな方だ。今回の経験は君の人生から彼という存在を追い出せて良かった。君は君の人生の輪を広げていけばいい。」と伝えます。

人生絶望して袋小路に行き着いたとしても、考えを変えればこれで良かった、全然やり直せばいいって思える光あるラストです。

これは絶対に、吉本ばなな先生の原作を読まなければいけません!!

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