どんなゲーム?
時は縄文時代、信濃川沿いの丘に広がる集落の一角。
あなたはある一族の長です。
家族や犬を引き連れて、周辺の森や川へ生活に欠かせない様々な資源を探しに出かけます。
森では木材や木のみを採り、川辺では粘土や魚をとります。
遠方では翡翠を採ることがあるかもしれません。そして時には槍を手にして狩りを行います。こうして集められた資材で住居を構え、土器を作り、寒く厳しい冬に向けて食料を備蓄します。
一族が穏やかな生活を送り、また次の春を迎えられるよう、祈り働き、長の勤めを果たしましょう。
馬高 ボードゲーム箱絵より
この、かっこいい縄文式土器の箱絵をご覧ください!
そしてこのボードゲームは日本人デザイナー作なんです!
新潟のゲームサークル銅鐸社さんの無界さん、ナポポラさんのデザインで、地元にちなんだゲームを作ろうとクラウドファンディングにて『UMATAKA』を発表。見事ゴールを達成され発売されるや否や、その面白さとテーマ性のかっこよさに、ボードゲームファンのみならず縄文ファンまでにも話題となったゲームなんです。ボードゲーム製作にあたっては、専門家の監修が入っているとのことで、本格派縄文テイストな仕上がりとなっています。
ルールをザクっと
ゲームは4ラウンドにわたって行われます。
プレイヤーは自分の色の家族コマと犬コマをゲームボードのアクションマスに配置し、資材を得たり、狩りをしたり、祈ったりします。
その配置したコマの数により、ボード右の探索トラックを進め、追加の資材を得たり、さまざまな探索アクションを行い資源を蓄えていきます。
探索アクションの角を通過した時製作アクションを行えます。
竪穴住居をグレードアップしたり、土器を製作したりするチャンス!
よりかっこいい馬高の火焔土器を作るには資源がたくさん必要ですが、得点も高く、作れるとテンションが上がります!
配置できる家族コマが無くなったら、ラウンド終了。
4ラウンド後に、翡翠の点数やカードの点数などの得点を合計し、高いプレイヤーの勝利となります。
感想
Xで話題となっていて、遊んでみたかったこちらの馬高。
期待通りの面白さでした!
ワーカープレイスメントに配置したコマ数を進めるロンデルシステム、なかなか悩ましくて一手に悩まされ痺れました!
また縄文時代というテーマも渋くて、「縄文式土器と竪穴住居と狩猟生活」とそれだけの知識だった縄文時代が、どんどん魅力的に見えてきて、「犬と生活してたんだ〜!」とか「よく見るとこの土器のデザイン、やばくない?」とかのめり込んでしまうんです。
NHKやYouTubeで縄文時代のことを調べてみたり・・・笑 新潟旅行を計画してみたり・・・
そんな風に虜にさせてしまう魅力が、このゲームにはありました。
早速、拡張も注文し新たな土器カードも増えるということで楽しみです!
もし、機会がありましたら「馬高」遊んでみてくださいね!
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