テレビドラマ化決定!『ベイビーわるきゅーれ』

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アクション映画

どんなおはなし?

殺し屋を生業とする、ちさとまひろは高校を卒業と同時に組織から、「ちゃんと仕事をして社会に馴染むように」と指令を受けバイトを探す毎日。

コミュ障でなかなかバイトが決まらないまひろをよそに、メイド喫茶でのバイトを楽しむちさとだったが、ある日短気な性格が災いして、客のヤクザを殺してしまう。

ちさとはまひろに助けを乞い、ヤクザとのカチコミに向かう・・・。

とにかくアクションがかっこいい!

何も予備知識なく見始めたこの映画。

のっけから、まひろの壮絶なアクションシーンがありました。かなりグッサグッサと刺すシーンに、あ〜これこ〜ゆう系かあ〜・・・と思ったのですが、それにしてもこの女の子、伊澤彩織さんのアクションのキレがものすごい。

そしてこのシーンは空想だったことがわかり、ボソボソと喋るコミュ障のまひろを見ていると、あれ?ちょっと面白そう・・・と段々と引き込まれていきました。

この伊澤さんは、スタントアクションを生業とされていて、「キングダム」などの有名映画のスタントもされているそう。どうりで!!アクションシーンがキレッキレで、その動きに嘘がないんですよね。そうするとリアリティが生まれて、映画も入り込めるんです。

また、バディのちさと役の高石あかりさんが素晴らしい!

可愛らしい顔からの、暴力的なキレっぷりや、銃の構え方のカッコ良さ。ファッションも可愛すぎました。あんな半纏の似合う子いる?

アクションシーンの監修は、担当作品がジャパンアクションアワードに受賞するなど有名な園村健介さんが担当されており、そのお墨付きのアクション演出と、お二人の女優の身体能力の高さで、最高にカッコいいアクションに仕上がっていると思いました。

衝撃的には、初めてタランティーノ監督の映画を見たときのようです。

躊躇なく繰り広げられる殺戮シーンも、登場人物にとってはいたって日常的なことである、その異常が普通に溶け込んでいることがすごく自然で、衝撃を受けたんですよね。

その感覚が、この坂本裕吾監督の映画にも感じられました。ただ、坂元監督的には、アクションシーンのイメージはハリウッド的というよりはジャンプ的とおっしゃっていて、なるほど、そういったクールジャパン的な発想もかっこいいなって思います。

本当に素晴らしかったです。

感想

昨今、漫画や小説の原作の映画化が多い中、監督のオリジナル脚本ということで、いやはや痺れましたね。

95分という短さも潔く、アクションシーンのかっこよさは秀逸でした!CGとかそんなんいらないんですよね。

生身のアクションで、こんなにもキレが良く、かっこいい演出ができるなんて、拳銃を使うシーンのアングルも良かったなあ。そして2人の女優さん、伊澤さんの身体能力の高さとあどけなさ、高石さんのまるでアダムスファミリーのウェンズデイのようなオーラと存在感。

恐ろしい映画ですよ、これは!

テレビドラマ化決定!

9月公開のシリーズ第3弾映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』公開に先駆け、テレ東では今秋連続ドラマ化が決定!主演も監督も変わらずということで期待が膨らみます!

映画も合わせてぜひ楽しみたいですね!

ベイビーわるきゅーれ | テレ東・BSテレ東 7ch(公式)
テレビ東京「ベイビーわるきゅーれ」オフィシャルサイト。

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