これぞ音楽の力!「ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢」

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ドラマ

映像作品をみる際には、事前にさまざまな情報を入れてから観る方法と、逆にほとんど情報を入れずに観る方法があると思います。

今回ご紹介する「ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢」はまさに後者のケースでした。

主演が、筆者の推しの「ダコタ・ジョンソン」という以外何の予備知識も無しに観たところ、素晴らしい作品に感動しました。

映画好きを自負する筆者ですが、ちょうどこの作品が劇場公開された頃(2020年12月)、さまざまな理由で映画どころではなかったとは言え、本作品をまったく知らなかったことをすごく残念に思いました。けれども、今回こうして本作品をご紹介できることはとっても嬉しいです。

どんなお話

子どもの頃から憧れていた伝説の歌姫・グレース(トレイシー・エリス・ロス)の付き人として働くマギー(ダコタ・ジョンソン)は、音楽プロデューサーを目指していますが、実際には雑用ばかりの毎日です。
そんなある日、彼女は、食料品店で魅力的な歌声を持つデヴィッド(ケルヴィン・ハリソン・Jr)と出会います。そして、付き人ということを隠して、彼をプロデュースしようと動き始めます。
一方、グレースはヒット曲のリミックスではなく、新作のアルバム制作を願ってましたが、マネージャーから提案されたのは、ラスベガスでの長期公演でした。
この公演の前座で、デヴィッドのサプライズ・デビューを飾ろうと画策したマギーですが、土壇場にデヴィッドから拒否され、おまけに前座に穴をあけた責任を取らされ、グレースからクビを言い渡されてしまいます。すべてを失って故郷に帰るマギーですが、これは奇跡の始まりでした。

みどころ

まず、グレースの素晴らしい歌声に魅了されます。それもそのはず、演じている「トレイシー・エリス・ロス」はあのダイアナ・ロスの娘さんです。納得の歌声です。

グレースのハンドルで、マギーと二人がスーパーカーで街を颯爽と走り抜けるシーンは、かっこいいの一言です。二人のサングラスもきまっていました。

ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢

主演のダコタ・ジョンソンは、あの大きな瞳が魅力的なだけでなくファッションの着こなしも素敵です。

スタジオで音楽を創り上げていくシーンは、まるでプロの現場を見ているみたいな臨場感があります。コントロール・ルームミキシングコンソールに手をやるマギーが超かっこいいです。
またデヴィッドのギターに即興のキーボードであわせるマギーにも痺れます。
音楽好きの方ならぜひご覧いただきたいシーンが満載です。

本作品は、公開時には「プラダを着た悪魔」の音楽バージョンとも言われたそうですが、久しぶりに爽快な人間ドラマを観ました。機会があればぜひご覧ください。

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