どんなおはなし?
遭難した政府の原子力潜水艇モンタナの救助のため、近隣で作業中だった石油掘削艇ディープコアに白羽の矢が当たる。嫌がる職員たちだったが「ボーナス3倍出すから!」という会社側の申し出に乗り気となり、リーダーのバッドは、ディープコアの設計士でもある別居中の妻リンジーも連れモンタナの調査に向かう。
しかしハリケーンが近づいており、調査艇が破損。取り残された深海で彼らが遭遇したものとは!
映像が素晴らしい!
1989年の映像とは思えないクオリティです!
実際、この年のアカデミー賞では視覚効果賞を受賞!撮影賞や美術賞などにもノミネートを果たしています。
特に水中での映像は美しく、潜水艇の造形もかっこいいんですよね。
海底の謎の生物が、水の形で登場し、登場人物の顔の造形を真似して交流を図るシーンはとても有名ですが、この効果の成功もあって、ジェイムズ・キャメロン監督は『ターミネーター2』を取ろうと決意したらしいです(多分)。
唯一、ラストシーンだけが疑問で、ラストシーンさえよければもっと名作になっていたと思います。
キャメロン監督お得意のパターン
ジェイムズ・キャメロン映画に必須なのは、力強い女性!!
今回はメアリー・エリザベス・マストラントニオがリンジーという力強い女性を演じています。それをガッツリ支える別居中の旦那(これもよくあるパターンです)がエド・ハリス!
実はこの映画、キャメロン監督のお気に入り、マイケル・ビーンが出ているとのことで見ていても全然気が付かなかったんですが「え?これ?(失礼)」という人物でした。よく見ればそうですね。ターミネーターばりのイケメン役を想像していたので見逃しました><
そして、映画の展開もハラハラドキドキです。何回山場があったかわかりません。面白かったからこそ、ラストシーンが本当に残念でした><
未知との遭遇もの
未知との遭遇ものは多々あります。「インデペンデンス・デイ」のように最初から喧嘩腰のタイプ、『A.I.』のように高次元すぎて平和なタイプ、『E.T.』のようにフレンドリータイプ。
今作の未確認物体さんは本当に可愛くて綺麗で大好きでした!これを見ると竜宮城ってこんな感じなのかもと思ってしまいます。
1989年の作品映像とは思えない仕上がりの『アビス』。
ぜひ夏休みにアマゾンプライムビデオにてご覧ください!
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