どんなゲーム?
先日ご紹介した映画『アレキサンダー』。
その映画を見て、アレキサンダー大王に興味を持ち調べて詳しくなった私は、ボードゲームにもアレキサンダーがテーマのものがあるのか、Xのフォロワーさんに聞いてみました!
そして教えていただいたのがこちらです!
『ロストコード』や『オールド・ロンドン・ブリッジ』の作者レオ・コルヴィーニ氏のゲームデザイン。調べてみたらものすごく多作な方で、文明や歴史物も多く作られています。
この『アレクサンドロス』は、みんな大好きアレクサンドロス大王の東方遠征がテーマで、アレクサンドロス大王の部下となって、支配した土地をうまく治めてゆきます。ライバルに奪われないよう、注意しながら、より多くの支配地を治めて行くゲームです。
アレクサンドロスは、エジプトから中央アジアに至るまで、軍隊を派遣し、広い地域を支配しました。確保した地域を安定させ、将軍たちの機嫌を取るため、新たな地域には総督を派遣しました。彼らは行政府を組織し、徴税を行わなければなりません。各プレイヤーは、もちろんできるだけ多くの収益の多いエリアを獲得しようとします。最もたくさんの税金を納めることができたものだけが、アレクサンドロスに認められ、ゲームの勝者となります。
ルールをサクッと
カードとボードにはそれぞれ5種類のマークが描かれています。
まずはカード山札から2枚表向きに並べられたうちから1枚を選び、そのマークと同じの絵が描かれた直近のますまでアレクサンドロス駒を動かします。
動いたルートに境界線駒を配置します。
その後4つのアクションのうち2つのアクションをおこないます。
・カードを引く
・地方を支配する
・徴税する
・自分の総督を交代させる
得点源は、徴税です。
いかにうまくアクションして、効率よく徴税できるかがゲームの鍵となります。
終了トリガーは、100点を越えるか、境界線の黒い棒が無くなり、赤の棒を使用したら終了となります。
感想
アレクサンドロスの異動によって、引かれていく境界線が、実際の東方遠征の軌跡となっていてテーマが確実に感じられて良いポイントでした!
シンプルなルールや、準備も簡単なことから重宝するゲームになりそうです!
実際、アレクサンドロスは占領した土地は、側近たちに治めさせていたとのことなので、史実にもリンクするゲームです。
東方遠征のネットワーク形成と、最小限のカードでなんともいえないエリアマジョリティを楽しめて最高のゲームでした!
おすすめです!
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