古都散策のお供に!「京都 レトロモダン建物めぐり」

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ひなぎくのほぼ日記

筆者は、毎年のように京都を訪れます。行けば行くほど、知れば知るほど、その魅力にどんどんハマっていきます。

京都は、神社仏閣、町家など「」のイメージが強いですが、実は、明治・大正時代の洋館がたくさん残っています。

今回は、そんな、「レトロモダン」な建物を巡るガイドブックをご紹介します。

京都 レトロモダン建物めぐり 片岡 れいこ (著) メイツ出版」です。

京都 レトロモダン建物めぐり

本書の特徴は以下の通りです。

ふと通りかかった街角。
レトロでモダンな建物や昔ながらの喫茶店を見かけて、
どきっとして立ち止まったことはありませんか。
なにか通り過ぎるのがもったいないような気がして…。

本書『京都レトロモダン建物めぐり』には、
京都に佇む宝石のような59の建物たちが凝縮されています。

数々の神社仏閣、
風情ある町家など、
和のイメージが強い古都・京都ですが、
実は明治・大正時代からの歴史ある洋館がたくさん残っています。
また意外にも、昔から京都の人はコーヒーが大好き。
長く愛されてきた老舗喫茶店もいっぱいです。

この本は読んで楽しめるのはもちろん、
まだ知らない素敵な建物に出会うために、
実際に持ち歩ける「使って楽しいガイドブック」を目指しました。
気になる建築家の建物ツアーを組んでみるのもいいですし、
観光名所と併せてその近くの文化財やお店に寄るのも楽しいはず。

「あのカフェに行ってみたい! 」という気持ちから、
建物そのものへの興味が花開くかもしれません。
あなたの建物めぐりの相棒として、
好奇心が羽ばたくきっかけとして、
自由に使いこなしていただければ幸いです。

Amazonの本書の紹介ページ

◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆

☆ 七条から五条界隈

* ザ・ホテル青龍京都清水(元清水小学校)
* 夢二カフェ五龍閣(旧松風嘉定邸)
* 京都国立博物館本館(明治古都館)[重文]
* 4Kaikado Caf é (カイカドウカフェ)
* 旧下京図書館・元淳風小学校
・・・など

☆ 四条から三条界隈
* 長楽館
* 麺処むらじ 室町店
* 新風館(旧京都中央電話局)
* 中京郵便局
* フランソア喫茶室
* イノダコーヒ 本店
・・・など

☆ 左京区界隈
* 駒井家住宅
* アンスティチュ・フランセ関西
* 3吉田山荘・カフェ真古館(元東伏見宮家別邸)
* 茂庵(もあん)
* 進々堂 京大北門前
・・・など

☆ 西陣から太秦界隈
* 日本聖公会 聖アグネス教会(平安女学院礼拝堂)
* 旧京都中央電話局上分局
* 紫明会館
* 日本聖公会京都聖三一教会
* 京都市考古資料館(旧西陣織物館)
* 旧徳力彦之助邸
・・・など


※ 本書の情報は、2021年1月のものです。
お出かけの際にはHPなどで必ず事前にご確認ください。

京都市内には、レトロモダンな喫茶店も多いです。

筆者のお気に入り「イノダコーヒ」もそのひとつです。

イノダコーヒ本店

イノダコーヒ本店は街にしっとり溶け込む町家造りの外観です。店の中に一歩入れれば、まるでタイムスリップしたような空間を味わうことが出来ます。重厚感のある照明やチェアなどのインテリアや、ギンガムチェックのテーブル席など、こだわりある空間づくりをお楽しみ頂けるのも特徴のひとつ。イノダコーヒ全店舗の中で最大の211席をご用意しており、テラス席もございます。広々とした空間でコーヒーの香りに包まれながら心ゆくまでおくつろぎ下さい。

イノダコーヒのサイトより

また、京都市内の大学キャンパスにもレトロモダンな建物が多いです。

同志社大学 今出川キャンパス

同志社英学校が寺町今出川から移転した1876年以来の歴史と伝統が刻まれたキャンパスです。
室町時代には、三代将軍足利義満が開基した京都五山の1つ相国寺塔中(鹿苑院)が、江戸時代幕末には薩摩藩相国寺二本松藩邸が存在していた千年の都・京都を象徴する場所であり、明治時代以降、同志社が引き継いで、レンガ造りの重要文化財が並ぶ京都で有数の歴史的景観を形成しています。

同志社大学のサイトより

クラーク記念館[重要文化財]

本書を片手に京都のレトロモダンな建物を探索してみてはいかがでしょうか。

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