重厚なタッチで描かれる!映画「アムステルダム」

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ドラマ

本作は、劇場公開時に気にはなっていたものの、諸般の事情で結局は鑑賞できませんでした。

この度、動画配信されていることを機に見てみました。

豪華キャストによって、1930年代のヨーロッパやアメリカが重厚に描かかれていて、見ごたえのある作品でした。

どんなお話

アメリカの医学生バート・ベレンゼン(クリスチャン・ベール)は有力者である妻の父からの圧力で第一次世界大戦に従軍することになります。ミーキンズ将軍指揮下の部隊を任されることになりますが、そこで黒人兵士ハロルド(ジョン・デヴィッド・ワシントン)と、負傷兵の体内から摘出した爆弾の破片でアート作品を作る風変わりな看護師ヴァレリー(マーゴット・ロビー)と出会い友情を育みます。
その後、バートとハロルドはヴァレリーに連れられてアムステルダムに向かい、そこで共同生活を送ります。

ところが、バートは妻ベアトリス(アンドレア・ライズボロー)の元に帰るため2人と別れてアメリカに戻ってしまいます。

1933年。15年の歳月が流れ、バートは退役軍人を相手にした診療所を開業し、ハロルドは弁護士になっていました。2人は交流を続けていましたが、アムステルダムに残ったヴァレリーとは音信不通になっていました。

ある日、バートはハロルドに誘われてミーキンズ将軍の娘リズ(テイラー・スウィフト)と会い、将軍が死んだことを知らされます。リズは「父は何者かに殺された」と告げてバートに解剖を依頼し、バートは看護師イルマ( ゾーイ・サルダナ)の協力を得て解剖を行い、胃の中から多量の毒物が検出され、2人は将軍の死が他殺であると判断します。

バートとハロルドはリズに解剖結果を報告しようとしますが、待ち合わせ場所から突然何かにおびえるように立ち去ろうとする彼女を説得していると、彼女が何者かに突き飛ばされてそのまま車にひかれてしまいます。そして、わけのわからないまま2人はリズの殺害犯に仕立て上げられてしまいます。

無実を証明するため、2人はリズに自分たちに解剖を依頼するように勧めた人物を捜そうと奔走します。

みどころ

謳い文句である「豪華キャスト」には納得です。(笑)

まずは、ヴァレリー役のマーゴット・ロビーの存在感です。演技力はもちろん、ファッションでも魅せてくれます。

テイラー・スウィフトの出演にも驚きましたが、他にも、重要なキーマンとなるギル・ディレンベック将軍役にロバート・デ・ニーロ。さすがの名演です。

黒幕トム・ヴォーズ役には、ラミ・マレック。「ボヘミアン・ラプソディ」ではフレディを熱演していましたね。

その妻、リビー・ヴォーズ 役には、アニャ・テイラー=ジョイ。「マッドマックス:フュリオサ」は話題になりました。

本作は、興行的はうまくはいかなかったようですが、それでもキャストとファッションだけでも十分楽しめました。

機会がありましたらぜひご覧ください。

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