父と子のファンタジー「ビッグ・フィッシュ」

スポンサーリンク
ドラマ

どんなお話

エドワード・ブルーム(アルバート・フィニーは自分の身の上話をお伽話風に語るのが得意でした。
そんな彼は周りの誰からも愛されています。しかし、一人息子のウィル(ビリー・クラダップ)はそんな父の話が嫌いでした。
ウィルの結婚式で、父は彼が生まれたときに巨大魚を釣り上げた話をしてその場を大いに盛り上げますが、ウィルはこれまでの不満を爆発させ、この日を境にお互いに口をきくこともなくなってしまいます。
離れて暮らしていたある日、重い病を患っていたエドワードの容態が悪化したとの知らせが母サンドラ(ジェシカ・ラング)から入ります。妻ジョセフィーン(マリオン・コティヤール)と急いで実家に戻ったウィルに、父に残された時間があとわずかなことが告げられるのでした。
しかし、病床でも、ジョセフィーンにお伽話風に語りだす父エドワードと本当の父が知りたいと願うウィルは、相変わらず分かり合えぬままです。
それでも寝たきりの父を放ってもおけず、そのまま実家にとどまるウィルでした。
そんなある日、母に頼まれ父の荷物を整理していたウィルは、古い証書を見つけます。そして、証書に名前の記された女性ジェニファー(ヘレナ・ボナム=カーター)に会いに行きます。
お化け屋敷のような家に1人で住む彼女から、父のお伽話の続きを聞くことになります。
そして、父エドワードがいかに多くの人に愛され、そして、妻と子を深く愛していたことを知るのでした。
そんなウィルが家に戻ると、誰も居ません。
父エドワードの容体が急変し、緊急入院していたのです。
果たして、この父と子は分かり合うことができるのでしょうか・・

みどころ

最近では、ネトフリで「ウェンズデー」を発表するなど、ご活躍の鬼才ティム・バートン監督らしい作品に仕上がっています。
本作は、監督が次作「チャーリーとチョコレート工場」で描いたのと同じ、父と子の和解というテーマが根底にあります。
この機微が見事に描けるのは、さすがティム・バートン監督です。
現実の「エドワード・ブルーム」をアルバート・フィニーが演じています
演劇学校の同級生が、あのピーター・オトゥールとはびっくりです。
数年前にお亡くなりになったとのことで、とても残念です。
本作では、老年のエドワードを見事に演じ切ってます。彼の語るおとぎ話は当然英語なのですが、思わず引き込まれてしまいうほど魅力的です。
英語を学んでいる方ならこの映画は教材に持って来いだと思います。
そして、若きエドワードを演じているのが、われらのユアン・マクレガーです。奇想天外な数々のシーンをさわやかに演じています。
特にサンドラが大好きだと聞いた水仙を彼女の自宅前に一面に植えてお花畑にしますが、そこで、彼女の婚約相手(実は同郷のさえない先輩)にボコボコに殴られますが、逆にサンドラの心をしっかりつかむシーンが最高でした。
他にもヘレナ・ボナム=カーター演じるジェニファーのエドワードに対する淡い恋心とか・・
そんな彼女は、なんと魔女と二役を演じています。
見終わったあととっても爽やかな気持ちにさせてくれる映画でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました