シン・ウルトラマン

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特撮映画

公開初日に鑑賞できました。あらすじネタバレは避けるべきなので、悪しからず(笑)

先ずは、ウルトラマンの登場シーンから、早くも衝撃。あるはずのモノがないんです! でもこのウルトラマンは理屈抜きで美しいです。もうメタリック感が、地球外感ハンパない。そして、出ました、必殺技スペシウム光線。美しすぎます。しかも必殺技にもかかわらず出し惜しみしません。相手と格闘してある程度弱らせてから繰り出すなんてことは昔のお話。けっこう早いタイミングで出てきます。

効果音も素晴らしい。ウルトラマンの変身アイテム「ベータカプセル」を使用した時の効果音。当時のままです。鳥肌がたちました。そして、あのゼットンの効果音。もう泣きそうですね。(笑)

映画『シン・ウルトラマン』特報③

オリジナル作品の公開当時を知る者としても、このクオリティには納得です。また、後ろ姿のアップにも感激でした。これは特撮ものの宿命みたいなことなのですが、どうしても着ぐるみのファスナーが隠し切れないんです。そこで、背中のアップはNGでした。オリジナルの当時の写真も正面のアップが多かったです。特撮の技術革新は素晴らしいですね。

ウルトラマンは時代を超えてもやはり人間の味方でした。数々の宇宙からの侵略者から地球を守ってくれます。まさに体を張って。オリジナルの正体を隠してという設定は、ちょっと違いましたけど(笑)

もっとも、怪獣(このお話では禍威獣と呼ぶそうです。)やら外星人(宇宙人のことです)はすべて日本にしか現れません。そして、ウルトラマンも・・そこで、世界の覇権をかけて超大国が暗躍するという伏線がけっこう生々しいです。

外星人は2体出てきます。どいつもしたたかで地球を侵略する意図を巧妙に隠して日本政府に近づきます。日本政府も外星人に守ってもらう条約を結ぶはずが、逆に地球を奪われてしまいそうになったりとか。外星人は自分たちの圧倒的な科学力を見せつけます。そしてその力を背景に相手に言うことを聞かせるところって、どこかで聞いたことがあるような・・

最終決戦は、やはり宿敵ゼットン。設定がハンパなくて圧倒的でした。

「シン・ウルトラマン」はオリジナルを知る人も初めて見る人も楽しめる作品に仕上っています。ヒロイン長澤まさみさんの体を張った熱演も必見です。米津玄師氏の主題歌が物語を彩ります。機会がありましたら、是非ともご覧ください。

さすが、総監修 庵野秀明氏! ありがとうございました。

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