読む度に新発見!!コミックス「風の谷のナウシカ 全7巻」

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ひなぎくのほぼ日記

「風の谷のナウシカ」といえば、何を連想されますか?

たぶん、ジブリのアニメ作品を思い起こされるのではないでしょうか?

では、宮崎駿の原作のコミックスについてはご存知でしょうか?

今回ご紹介するのは、

風の谷のナウシカ 全7巻箱入りセット「トルメキア戦役バージョン 宮崎駿(著)」

です。

どんなお話

巨大産業文明滅亡後1000年、人類はわずかに残された居住可能な土地に点在していた。そのひとつ、「風の谷」に住んでいるのが、ナウシカである。

ある日、彼女は、腐海で王蟲に出会う・・

なんとか、腐海から脱出したナウシカ。そのころ、トルメキア戦役が勃発し、彼女もその戦いに巻き込まれていく・・

ナウシカについて

ナウシカは、ギリシャの叙事詩オデュッセイアに登場するパイアキアの王女の名前である。私は、バーナード・エヴスリンの「ギリシア神話小事典」で彼女を知ってからすっかり魅せられてしまった

コミック「風の谷のナウシカ」第1巻あとがきより

おすすめポイント

もちろん、ジブリのアニメ作品は完成度が非常に高い名作です。しかし、「風の谷のナウシカ」という作品は、この原作を読んでいただくことで、よりいっそうの理解が深まると思います。

映画のように誰もがわかるハッピーエンドではありません。語り残したことが多いまま物語はいったん終わります。

内容も複雑で、一回読み通しただけでは、わからないかもしれません。

何度も読み返す価値はあると思います。読むたびに新しい発見がある。そんな原作コミックスです。

コロナ禍、そしてロシアによるウクライナ侵攻など混とんとした現代にこそ、ますますこのコミックスの価値は高まっているともいえるのではないでしょうか。

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