「ワイスピ」の愛称で、多くの映画ファンに親しまれる「ワイルド・スピード」の最新作、「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」が昨日5月19日に公開となりました。筆者は、運よく初日に鑑賞できました。
今回はこの作品をご紹介いたします。
どんなお話
ロス郊外で、レティ(ミシェル・ロドリゲス)や息子リトル・ブライアン(レオ・アベロ・ベリー)と静かに暮らしていたドミニク(ヴィン・ディーゼル)ですが、重傷を負ったかつての敵、サイバーテロリストのサイファー(シャーリーズ・セロン)が現れてから状況は一変します。
10年前、ドミニクはブラジルのリオで麻薬王レイエスを倒し、裏金の強奪に成功します。その時、殺されたレイエスの息子のダンテ(ジェイソン・モモア)がドミニクからすべてを奪うための復讐を始めたのです。ダンテはサイファーからドミニクに関するあらゆるデータを入手して、彼のファミリーの分断を狙います。
偽情報でローマにおびき出された、ファミリーのメンバー、ローマン(タイリース・ギブソン)、テズ(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス)、ハン(サン・カン)、ラムジー(ナタリー・エマニュエル)を救うためにローマに向かうドミニクとレティ。なんとかローマの街の破壊は阻止しますが、ドミニクはローマンたちと合流できないばかりか、レティを奪われてしまいます。
そして、ダンテは息子リトル・ブライアンにも魔の手を伸ばします。
果たして、ドミニクと彼のファミリーの運命は・・
見どころ
筆者がワイスピにハマったのは、偶然にも本作のきっかけになったリオでのお話、「ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年)」です。この作品をテレビ放送で知ってから、シリーズを次々と観ていくことになりました。
本作の冒頭では、「MEGA MAX」のカーアクションの映像が流れますが、懐かしさとともに胸が熱くなりました。
本作でもド派手なカーアクションの連続です。思わず両手を握りしめてしまうほどの迫力です。
「ファミリーの絆」も本シリーズの重要なテーマですが、本作でもきちんと引き継がれています。
また、きょうだいであるミアとジェイコブ、そして、息子リトル・ブライアンとの絆も忘れることはできません。
ドミニクはたとえどんなことがあろうとも必ずファミリーを助けにいきます。
そんな彼の一途なところに魅かれますね。
個人的には、東洋系のメンバー、ハンが推しです。シリーズ作品「ワイルド・スピード/EURO MISSION(2013年)」でともにメンバーだった恋人ジゼル(ガル・ガドット)を事故で失うシーンは忘れられません。
ドライブテクニックも相当なもので本作でもそれが遺憾なく発揮されています。
また彼の無類のスナック菓子好きという設定にも共感を覚えます。
本作でも「亀田の柿の種」が登場します。
ちなみに筆者は「6:4」が好みです(笑)
他には、ドミニクに協力するエージェント役で、「ルーム」でオスカーを受賞の「ブリー・ラーソン」が初登場します。
いかがでしょうか。本作は、シリーズをまだ観ていない方でも十分に楽しめます。
もちろん、シリーズを観ておけば、その世界観にさらに没入できますよ。
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