「ウルトラマンが平和をもたらした地球は、再び異星人の脅威にさらされていた。」初代ウルトラマンの息子を主人公に新たな視点でヒーローを描いたアニメ作品です。
現在、シーズン3まで公開されています。
どんなお話
(シーズン1)
ウルトラマンが戦いを終えてから十数年後、かつてのウルトラマン、早田進は地球に迫る新たな危機を知ります。その頃、息子の進次郎は、超人的な力の兆しを見せ始めていました。
高校生になり、地球での異星人の暗躍を知らされた進次郎は、科学特捜隊(科特隊)からウルトラマンになるように頼まれ同意します。科特隊には先輩の諸星(セブン)がいて、なかなか進次郎を認めようとしません。
ウルトラマンスーツに身を包み、恐ろしい異星人を抹殺する任務に就いた進次郎ですが、自分の存在意義に疑問を感じ、悩みながら、戦いに巻き込まれていきます。しかし、人々を守るため、ついに迷いを捨て、潜在能力を開花させます。そんな進次郎はライブ会場でアイドル佐山レナを助けて、彼女と知り合いますが、彼女こそ、その後のキーパーソンとなります。
進次郎は、ある戦闘中に助けられたのをきっかけに、第3のウルトラマン(北斗:エース)とも知り合います。なんと、彼のウルトラマンスーツは科特隊のものではなさそうです。
その後、協力して真の敵「エースキラー」に向かっていく進次郎、諸星、北斗たちですが・・
(シーズン2)
街で異星人が暴走し、アイドルの佐山レナとの再会した進次郎に出動要請が入ります。
その事件の現場に居合わせた記者の東光太郎は、衝撃的な光景を目の当たりにするのでした。
ペダント星人が人類に驚くべき要求を突きつけ、24時間以内の返答を迫ってきます。
タロウとなった東光太郎、ジャック、セブンと合流した進次郎は、タイムリミットが近づくなか、ペダント星人の惑星攻略兵器「黄金の城塞」に向かいます。
(シーズン3)
進次郎のウルトラマンスーツが彼の力の変化に対応しきれなくなり、新しいスーツの開発に協力することになります。開発中のスーツを試す進次郎でしたが、突然そのスーツが暴走を始めます。
その間の記憶がないと主張する進次郎ですが、次第に科特隊で孤立していきます。
一連の事件を受け、世間ではウルトラマンへの否定的な意見が強まっていきます。そして、追い打ちをかけるようにメフィストがテレビ放送を乗っ取り、人類に向けて驚くべき宣言をします。
一方、佐山レナは、突然目覚めた不思議な力の秘密を突き止めようとするのでした。
ついに、かつてウルトラマンをも倒した恐るべき巨大怪獣が出現して、進次郎は仲間たちと戦いに挑むことに。
みどころ
ウルトラマンの円谷プロの作品ですが、かつてのウルトラマンシリーズとは別の流れのお話になっています。
テレビ放送では、ウルトラマンが去った後も怪獣は再来し、その度に巨大なウルトラヒーローが現れるのが、お約束でしたが、このお話では最初のウルトラマン以後は、巨大ヒーローは現れません。
しかし、異星人による襲撃はあるみたいで、その対応のために「科学特捜隊」が再組織されています。
かつてのウルトラヒーローたちは、このお話では、ウルトラマンスーツに身を包み、異星人と戦います。
セブン、エース、タロウは、デフォルメされたスーツがかつての雄姿を彷彿とさせます。
ただし、巨大化はしません。あくまでも等身大で戦います。
ジャックは、格闘家設定で、普段はアメリカにいるそうです。とっても謎めいています。
そして、異星人の襲撃があるのは日本だけじゃなさそうです(笑)
進次郎のウルトラマンのスーツだけが、なんとなくロボコップみたいで、違和感があったのですが、最後の展開で納得いきました(笑)
このお話は、悩める未熟なヒーローが主人公で、とにかく内容は暗めです。アクションシーンはド迫力なので、そのギャップがたまらないです。
ほかにも異星人たちが、人知れず住んでいる街があるなど、ワクワクさせる要素も満載です。
シーズン3で完結とのことですが、是非とも続編がみたいものです。
そして、原作漫画があるとのことです。筆者はまだ読んでいないのですが、是非読んでみたいと思いました。
コメント