名古屋愛あふれる!「八十亀ちゃんかんさつにっき」

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八十亀ちゃんかんさつにっき アニメ

本作品は、筆者の地元である(愛知県の)名古屋とその周辺をネタにしたショートアニメです。
愛知県一宮市出身の安藤 正基さんの漫画が原作です。

2019年から放送が開始され、2022年までに4作品が制作されています。

どんなお話

スガキヤいこみゃあ

いっさつめ

東京から名古屋に引っ越して、田金(だがね)高校の2年生へ転入した、陣界人(じんかいと)は、名古屋の方言や食べ物に一種のあこがれを持っていて、期待しますが、周りの人間から名古屋らしさを感じられず物足りなさを感じていました。

そんなある日、出会ったのが、同じ高校に通う1年生の八十亀最中(やとがめもなか)でした。
おばあちゃんに育てられ、方言が強いのであまり話したがらない、八十亀ちゃん。

ネコのような風貌と、話すと露骨な名古屋弁の彼女と仲良くなりたい陣ですが、八十亀ちゃんは東京には強い対抗意識もあり、ちっとも打ち解けてくれません。

それでも、そんな彼女を観察し、名古屋の魅力を発見していこうとするのでした。

その後、陣は岐阜県出身の1年生只草舞衣(ただくさまい)の策略で、強制的に写真部に入部させられますが、そこには、なぜか八十亀ちゃんがいたのでした。

2さつめ

東京から名古屋に引っ越してきた陣界人。あれからいろいろありましたけど、どうにか名古屋での暮らしに馴染んでいます。

名古屋弁全開の八十亀ちゃん。岐阜県出身なのに、なぜかあまりなまりがない、只草舞衣。そして、写真部の部長で三重県出身の笹津やん菜(ささつやんな)。

個性的な彼女たちに今日も名古屋弁についていろいろ教えてもらいます。

そんなある日、うだるような暑さのなか、部室にはエアコンがなくて、困ってしまう部員たち。

そこにロッカーの中から現れたのが、部の顧問、初内ララ(しょないらら)先生でした。
この暑い中みんなを驚かそうと隠れていたみたい。静岡県出身で、茶摘み娘の恰好をしています。
ほわほわした感じの先生だけど、「エアコンは先生に任せて」って大丈夫かな(笑)

3さつめ

雨の日の写真部の部室では、いつものように八十亀ちゃんと只草ちゃん、笹津部長が仲良くお話しています。そこに陣の何気ない一言から、岐阜VS三重のバトルが勃発!?

中間テストを控えて、八十亀ちゃんの成績が大ピンチ!ということで、なんと陣が八十亀ちゃんに勉強を教えることになります。しかし八十亀ちゃんの名古屋に超偏った知識に驚かされます。でも、それを生かした勉強法を発見するのでした。おかげで徹夜で八十亀ちゃんの勉強を手伝った陣は…。

そんな八十亀ちゃんたちの高校に体験入学で中学生たちがやってきます。部活体験の準備をする八十亀ちゃんたちですが、写真部には人がまったく来ません。

4さつめ

校長先生に呼ばれたララ先生。そこで写真部について重大なことを告げられます。どうやら、先日の中学生の部活体験で、愛知県一宮出身の中学生、土辺世瑠蘭(どべせるら)ちゃんとのトラブルが原因みたいです。

生徒会も巻き込んで大騒ぎになります。果たして、写真部は・・

みどころ

写真部の4人の個性的なキャラクターを通じて、名古屋とその周辺の方言や文化、県民性に触れることができますよ。ちょっと偏見強いところもありますが(笑)

あと、尾張だけでなく、雀田 来鈴(じゃんだらりん)ちゃんを登場させて、三河のフォローも万全です(笑)

更に、2さつめ、3さつめでは、静岡県出身の初内ララ先生や、八十亀ちゃんのいとこで、大阪府出身の一天前紫春(いてまえしはる)、京都府出身の輿安七帆(こしやすななほ)といったキャラクターも登場して、広がりは近畿地方にまで達します。

4さつめでも、名古屋はもちろん、東海地区やその他の地域の魅力や独自の文化を紹介することは元より、生徒会役員として、神奈川県出身の会長の東風樫 湘(こちかし しょう)、千葉県出身の副会長、青那寺 恵(あおなじ けい)、埼玉出身の会計、朝霞 きぃな(あさか きぃな)も登場して、とうとう関東地方にまで広がります。

ここで、個性的なキャラクターの名前の由来をちょっと紹介します。

名古屋出身の八十亀 最中(やとがめ もなか)ちゃんですが、やとがめは名古屋弁の「お久しぶり」を意味する「やっとかめ」、もなかは「〜ですね」を意味する「〜なも」から来ています。

岐阜県出身の只草 舞衣(ただくさ まい)ちゃんは、いい加減という意味の「だだくさ」と「~しよう」という意味の「まい」から来ています。「行こまい」などと使います。もっとなまると「行こみゃー」となります。(笑)
ちなみに、いつも飛騨のさるぼぼ風の帽子を被っています。

一宮市出身の土辺 世瑠蘭(どべ せるら)ちゃんは、ビリという意味の「どべ」と、「〜していらっしゃる」という意味の「〜してらっせる」から来てます。「書かっせる」とかよく使いますよ(笑)

「八十亀ちゃんかんさつにっき」の今年の放送はまだ発表されてません。

5さつめもぜひ放送してほしいです。
なお、4さつめまでは、Amazon Primeほか動画配信サービスで視聴できます。

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