どんなおはなし?
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「グレート・ギャツビー」などでも有名な作家、スコット・フィッツジェラルドの妻、ゼルダ・セイヤーの自伝的ドラマ。
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スコットとの出会いから、結婚、挫折、病気など波瀾万丈なゼルダの生涯を描きます。
アメリカで最初のフラッパーゼルダを、クリスティーナ・リッチが熱演
すでに40歳を超えているクリスティーナ・リッチ。なので、10代の役を演じるには多少無理があったと言わざるを得ませんが、それは中盤まで。
田舎のモンゴメリーから都会のニューヨークへやってきて垢抜けたゼルダは、妖しいほどの美しさ!
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キラキラの大きな目と、尖ったあごのライン。当時の文壇の男性を魅了したのも納得の美しさをクリスティーナが体現してくれました!
当時のお洋服がかわいい
1920年代、ジャズエイジ、フラッパーガール全盛期の衣装が可愛すぎます。ストンとしたローウェストに軽やかな素材。ダンスすると跳ねるビジューやレース。ボブヘアにヘアピンがかわいいゼルダ。一度は着てみたいルックですよね。モンゴメリの田舎のフリフリドレスやカンカン帽も全部可愛かったです。
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人と一緒は嫌なの!と、ファッションにも個性を発揮していた彼女は、輝いた女性に映ったことでしょう。
制作陣の本気を感じます。衣装にお金をかけているドラマだと感じました。
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自由の代償
ゼルダは厳格な家柄に生まれたものの、小さい頃から奔放な性格でした。授業もサボりがちにもかかわらず成績はよく、文学を愛していました。
文学を愛する人には自由な思想が宿っているものです。
なんの責任も負わず、縛られず、自由に楽しく生きたかったゼルダはとても輝いて見えたでしょう。しかし、その代償はとても重く、お金に困り、結婚生活も破綻し、精神的な病を患うことに・・・。
波瀾万丈な人生をわずか48歳で閉じたゼルダ。
しかし、その輝きは後世にまで名を残しました。身近なところでは「ゼルダの伝説」の名の由来になったりもしました。安寧に生きた批評家たちが名を残したでしょうか?
痛々しくも輝いたゼルダの人生は、心にとても焼き付きました。
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