近所の池からコガモが旅立って寂しいのも束の間、夏鳥の季節がやってきました!
マイフィールドの公園では毎年夏鳥のオオルリとキビタキがやってきて美しい声で囀っています。今日はその姿や鳴き声をご紹介したいと思います。
日本三鳴鳥オオルリ
日本三鳴鳥はオオルリの他、コマドリ、ウグイスと言われています。
中でもオオルリは木のてっぺんで、まるでリサイタルしているかのようなまろやかな鳴き声を聞かせてくれます。
遠くでオオルリが鳴いています。
ちなみに一番よく聞くことができるのはウグイスで、ご近所の公園でも聞くことができるかもしれません。ウグイスは茂みの中で鳴くので、姿は見つけられないことが多いです。
コマドリは赤い鳥でコロコロと綺麗に鳴きますが姿はなかなか見つけるのは容易ではありません。
オオルリは、幸せの青い鳥を思わせる、濃い青と白のおなかのコントラストが美しいボディ。
大きさもコマドリや、ウグイスと比べ16.5cmとひとまわり大きいので、鳴き声さえすれば見つけやすい鳥です。
真似っこも得意なキビタキ
こちらも夏鳥の代表的な存在であるキビタキ。
黄色と黒の美しい小鳥で、黄色が目立つのでとても見つけやすいです。
鳴き声はとにかく多彩で軽やかで美しく、他の鳥の鳴き声も取り入れて楽しく鳴いています。
例えばウグイスやコジュケイなど、特徴的な鳴き声を真似してアレンジするさまは、鳥界のモーツァルト!とっても可愛いですよ。
ちょうどコジュケイの写真も撮っていたので貼っておきます。大体茂みにいて、ものすごく響く大きな声で「チョットコイ、チョットコイ、チョットコイ・・・」と鳴きます。そのサビを真似してキビタキがアレンジして鳴いています。
うっすらですが、コジュケイの真似をしているキビタキの鳴き声
どこで見つかる?
渡鳥は毎年同じような場所に来る習性があるので、人手の少なめな大きな森に囲まれた自然豊かな公園など何箇所か散策して、鳴き声を探しましょう。おすすめはサントリー野鳥図鑑で、鳴き声を確認することができます。
もしくは写真を撮っているバーダーがいたら見つけるチャンスです。
一度見つけたら、来年からはその場所がマイフィールド!
オオルリやキビタキが来る公園なら、他の渡鳥も着ている可能性大です。
双眼鏡を持ってゆっくり観察に出かけましょう!
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