GO TRIP 国宝の土偶に会える!『茅野市尖石縄文考古館』

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ひなぎくのほぼ日記

どんな場所?

尖石縄文考古館は、長野県の茅野市にあります。

諏訪湖を抜けて八ヶ岳へ向かう途中、ぱあっと開けた気持ちの良い高原に出るとそこに縄文考古館はありました。

とにかく環境が素晴らしいです!

そして建物もオシャレでこれは期待大!

入館料500円で、数々の貴重な縄文時代の土器や土偶が見放題です。ここには超有名な国宝級の土偶「縄文のビーナス」「仮面の女神」が展示されていることで有名で、この日もたくさんの縄文ファンが訪れていました。

縄文時代にハマったきっかけ

教科書ではたった数行の説明で終わってしまう縄文時代。

最近遊んだ縄文時代をテーマにしたボードゲーム「UMATAKA 馬高」で縄文文化に興味を持って調べてみると、何と1万4千年もの長い時代続いた文化で、しかも平和だったとされているらしいのです。出土した骨の遺跡からは殺傷によってできた傷などが極めて少なく、武器などもなかったことから、どの時代と比べても平和だったことがわかっています。

そして芸術的な土器や、可愛い土偶の魅力的なこと!その豊かな芸術センスはとっても興味深いんです。

この尖石縄文考古館はその探究心を満足させてくれる素晴らしい場所でした!

縄文のビーナス

展示してある縄文のビーナスを見た瞬間「可愛い〜〜〜!!!」となりました。

小さいイメージのある土偶ですが、これは27cmあり存在感があります。

栃の実のような形の顔で栃の実の精霊ではという説もありますが、妊婦の像で安産を祈願したものではないかと言われています。

土偶はほぼ壊れて見つかるのですが、このビーナスは足が少しかけていたものの、ほぼ完全な状態で見つかった貴重な土偶で、しかも芸術性も高く(可愛い)、国宝に指定されました。

仮面の女神

仮面の姿が特徴的な女神像で、お腹が張り出していることから妊婦を象っているのではないかと言われています。また仮面をかぶっているのは、人間とは別の存在を示していて、マツリのようなことが行われていたと言われています。

服の模様から、当時の縄文人がきていた服を想像できますよね。

こちらもほぼ完全体で発掘されており、国宝に指定されています。

野鳥もたくさん

この考古館の周りは自然豊かで、カフェのテラス席では野鳥の声が楽しめます。

この日はキビタキカッコウの声が聞こえました。

諏訪では野鳥観察も盛んで、小鳥の森もあるとか。本当に良いところです。

感想

茅野市は想像以上に素敵な場所でした!

そして尖石縄文考古館も素晴らしい場所でもっと長く見学したかったです。

縄文時代って知れば知るほど面白くて、芸能人にもファンがたくさんいるほどなんです。

岡本太郎、井浦新、みうらじゅん、坂本龍一・・・

弥生時代に入って、大陸から稲作が入り、土地を所有するという概念が生まれ争いが多くなっていったことで、今の現代社会があるとしたら、自然を尊び自然や土地は神のものとして平和に暮らしていた縄文人がそのまま繁栄していたらまた違ったのでしょうか。

何はともあれ、興味深い時代です。

もう少し勉強してみたいと思っています^^

帰りの諏訪SAで峠の釜飯1300円をいただきました!最高に美味しい・・・おすすめです!

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