ジュラシック・パークシリーズの新作「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」を見る前に読んでおきたい、過去作の復習レビューを書いてみました!時系列で並べていて、最後には個人的ランキングも発表していますので、長いブログですが、ぜひお付き合いください!
ジュラシック・パーク
ここから伝説は始まった!シリーズの記念すべき第1作!
今も目に焼き付いています。
ジープから恐竜の群れを見たアランとエリーとマルコムの驚きの表情。
ジョン・ウィリアムスのテーマ曲が感動的にそのシーンを盛り上げ、恐竜たちの楽園を目撃した時は鳥肌が立ちました。
一体どうやって恐竜を復活させたのか?それは目から鱗の方法でした。
恐竜の血を吸い琥珀に閉じ込められ化石化した蚊から、恐竜のDNAを取り出したというのです!(もっともらしい理由に当時は驚嘆しました)
素晴らしい楽園かと思ったのも束の間、創設者ハモンドは危険な肉食獣Tレックスや知能の高いヴェロキラプトルも蘇らせており、あるスタッフの裏切りでパーク内の機能が停止し、恐竜たちが暴走、混乱の渦に巻き込まれてゆきます。
命からがら脱出するアランたち。
ここまでくると、アラン博士がトリケラトプスに覆い被さって「子供の頃から一番好きな恐竜だよ!」と喜んでいたシーンが懐かしい!笑
恐竜同士の戦いも迫力があり、かつて「恐竜キング」で遊んだ世代には胸アツでしょう。
マルコムが
「生命はどんな手段を使っても子孫を残す道を探す」と危惧した通り、恐竜達は生き残り次作へと続きます。
ロスト・ワールド
なんと、今作はマルコム博士が主人公に!?
放棄されたジュラシックパークで恐竜達が繁殖しているらしい!その実態を探るべく、現地調査を依頼されたマルコム。初めは断ったものの、恋人で古生物学者のサラがすでに現地にいると言われ、仕方なく調査隊に参加することになってしまいます。
現地に着くなり、案の定恐竜に襲われる一行!
インジェン社からお決まりの「恐竜を捕獲して金儲けしようとするワルモノ」も現れ、なんとTレックスをサンディエゴに連れて来てしまうのですが…。
何となく地味に感じてしまった第2作目。
監督は前作と同じスピルバーグ監督なので、どうしても比較してしまします。
野生化した恐竜たちにも荒んだ印象を感じてしまいました。
拭いきれない子役の違和感が最後まで付き纏いましたが、ジェフ・ゴールドブラムとジュリアン・ムーアは良いコンビだったと思います!
でも「ティラノサウルスは嗅覚が鋭い」といっていたサラが、いつまでもベビーティラノの血のついたジャケットを羽織っていたり、隊長のローランドが悪者なのか良い人なのかフワッとしていたり、ツッコミどころも満載なのですよね。急いで作ったのかな?と思わせるような、惜しい仕上がりでした。
というわけで、遥か彼方のサンディエゴまで連れてこられたTレックス親子は何とか捕獲され、無事、イスラ・ソルナ島に帰されたのでした。
ジュラシック・パークⅢ
ハラハラドキドキの最高傑作!帰ってきたアラン・グラント博士!
相変わらず化石の発掘に勤しんでいるアラン・グラント博士。
かつての恋人エリーは、なんと国防省のイケメンと結婚し、子供ができて幸せな家庭を築いていました。(残念に思ったファンも多いのでは?)
しかし2人の目が語っています。絆はとても深いものだと・・・
そんなアランの元へ、研究費を寄付する代わりにイスラ・ソルナ島へのアドベンチャーフライトのガイドをして欲しいという、冒険すきな夫婦がやってきます。
研究資金確保のため「絶対上陸しないこと!」を条件に、渋々ガイドを引き受けるアランでしたが、実は行方不明になっている息子を助け出したいという夫婦の思惑があり、飛行機は無常にも魔の島へ上陸してしまいます。
案の定、序盤から恐竜に襲われるアラン一行。絶体絶命のピンチを救ったのは、なんと行方不明の子供エリック!彼は逞しく生き残っていました!
今作のメイン恐竜は獰猛なスピノサウルス。
衛生電話を持った同行者ごと食べてしまったスピノサウルスのお腹から、着信音が聞こえてくる演出は印象に残ります。
また、見どころの一つでもあるのが、スピノサウルスとTレックスのバトルです!胸アツの対戦カードでしたね!
卵を奪い返しにくる頭の良いラプトル(助手が卵盗みました)や、空から攻撃するプテラノドンなど、次々と遅いくるピンチの中、アランが何とかエリーに連絡し、救助がやってきて助かったのでした。エリー頼りになるー!と全員が思ったことでしょう。
もう2度と来るもんか・・・そんなアラン博士の声が聞こえてきそうです。
ジュラシック・ワールド
あのジュラシック・パークがハイテクになって現代に蘇る!
ジュラシック・パークの惨劇から22年後。パークはハイテクを駆使した「ジュラシック・ワールド」として大成功を納めていました。しかも、ハイブリッド種の獰猛なインドミナス・レックスを誕生させるなど、水面下で危険な取り組みもしています。
パークの責任者クレアは、元彼のオーウェンにインドミナス・レックスの警備について意見を求めるのですが、遅すぎました・・・。体温調節、擬態、高度な知能を持つこの恐竜は、警備の目をすり抜け屋外に逃げ出してしまったのです!
その連鎖で次々と逃げ出す恐竜たち。制御できなくなったパークは大パニックとなります。
そうそう、ジュラシックパークの実質上の主役、ヴェロキラプトルを忘れてはいけません。知能が高く、群れで行動する彼らに、前作までは恐怖させられていましたが、今作ではなんと、オーウェンとの絆が芽生え、その中でも一際知能の高い「ブルー」という個体が主となって、味方になってくれるという胸アツ展開!
これにはターミネーター2を思い出しました。前回の敵が今回の味方!これはたまりません。
もんのすごい大惨事となってしまったパークですが、責任者のクレアは遊びに来ていた甥っ子たちも無事に回収し、オーウェンの頼りがいある男気に触れヨリを戻すという、お決まりの洋画パニックものパターンもあり、大円団。
見どころはやはり、激ワルのハイブリッド種のインドミナスレックスを、最後はティラノやモササウルス、ラプトルのブルーが一丸となって、倒したことでしょう。
でも人間のエゴで作り出されたインドミナもかわいそうです。
人間ってほんと身勝手だな・・・と思うと同時に、序盤のパークの様子にはワクワク心躍ってしまうんだから罪深い生き物です。
パークは放棄され、ジュラシック・パークの二の舞となりました。
ジュラシック・ワールド 炎の王国
放棄された島で火山が大噴火!恐竜たちを救うことはできるのか。
惨劇から3年後のイスラ・ヌブラル島。
パークは放棄され、独自の生態系で繁殖している恐竜たちを、火山の噴火が襲います。まるでかつて恐竜が滅亡した時のような、恐ろしい風景が広がるイスラ島。
前回でパークの責任者だったクレアは恐竜保護団体を立ち上げており、
「新たな島へ恐竜たちを移し、人間の介入無しに生息させる」というロックウッド(創始者ジョン・ハモンドの元ビジネスパートナー)の援助で現地へと向かいます。
またもや元カレ状態となっていたオーウェンも召喚!不安定な2人ですよね。
しかし、現地にはまたもや金儲けしようと目論むインジェン社の回し者たちも来ており、一部の捕獲された恐竜たちの他は、火山に飲み込まれてしまいます・・・。この時のブラキオサウルスが可哀想で可哀想で・・・。
懲りない欲深人間たちは、恐竜たちを持ち帰り、お金持ちを集めてオークションを始める始末。クレアとオーウェンは、ロックウッドの孫というメイジーとともに、恐竜たちを救うには、檻から解き放つ他ないと、苦渋の決断で檻を解放。恐竜たちはスカッとジャパン!の如く、悪者たちを薙ぎ倒し、街中へ消えていくのでした。
そう、あの知能の高いヴェロキラプトルのブルーも・・・。
何とも痛々しい作品でした。
島の火山が大噴火して逃げ惑う恐竜たちは、本当にかつて隕石が衝突?もしくは何かの天変地異で絶滅してしまったことを彷彿とさせ、悲しかったです。
そして繰り返す人間のエゴ。人間はなぜ争いを繰り返すのでしょうか。さらに懲りずに「インドラプトル」というハイブリッドも作り出しています。
ロックウッドの孫のメイジーの出生の秘密も衝撃でしたね。
逃げ出した恐竜たちは一体どうなるのか!
最新作はその4年後から始まります。
・・・ということで、「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」を見るまでの予習ブログを描いてみました!そこで個人的作品ランキングを発表します!
個人的ランキング!
1位 ジュラシック・パーク
2位 ジュラシック・パークⅢ
3位 ジュラシック・ワールド
4位 ロスト・ワールド
5位 ジュラシック・ワールド 炎の王国
4位と5位は同率ぐらいです。ダントツで初代が最高で、2位のⅢはハラハラドキドキ感がすごかったですね。3位のワールドもハイテクなパークが胸躍りました。
みなさんのランキングはどうですか?
新作が楽しみです!
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